小学生の英検、実力発揮するために申込時に気をつける3つのポイント

お子さんの英検受験を検討中のみなさん、こんにちは!


小学生の我が子を2年間で英検3級→準1級まで一発合格に導いた、子どもの英検受験応援ママのれるねです。

英検の受験、実は申し込みの時点でいろんな選択肢があるのをご存知ですか?

英検にはさまざまな日程が設定されていて、試験の形式会場も選ぶことができるのです。

英検は年齢による受験制限は特にありません。
なので一人で静かに座って試験が受けられるお子さんであれば、誰でも受験することができます。


試験の内容も初級〜上級までさまざまなレベルに分かれているので、英語の勉強を始めたばかりの小学生でも、無理なく挑戦できるのが魅力です。


英語への興味や世界への関心を深めることもできるので、お子さんにとって有利な環境で挑戦できるようにサポートしていきましょう!

目次

小学生の英検、申し込み前に確認したい3つのポイント

大人と子供では試験は同じでも気を付けるポイントは少し変わってきます。


小学生が英検を受験する場合には、申し込みをする前にいくつか確認した方が良いことがあります。
順番にみていきましょう。

英検受験日前後の行事の確認

まず英検の受験申し込みの前に確認しておきたいのが、受験日前後の学校行事です。
受験日が近づいてきた時には、英語学習の時間をそれなりに確保しておきたいものです。
できるだけ行事の少ない時期に、落ち着いて勉強に向かえる環境をととのえるのがポイントです。


学校行事で特に気をつけたいのが運動会
季節によっては暑い中で連日練習をするため、帰宅後は疲れ切って英検の勉強に集中できなくなりがちです。


また課外活動や習い事についても、大会や発表会の前は練習等で忙しくなります。
勉強に時間を割くことが難しくなるので配慮が必要です。


行事の日程と英検の時期をきちんと把握して、無理のないスケジュールを立てましょう。

小学生が英検を受けるならどちら?従来型or S-CBT

英検には従来型S-CBTという二つの受験形式があります。
まずは表をご覧ください。

従来型英検S-CBT
対応級全級3級〜準1級
試験方式問題冊子&マークシートパソコン
ライティング手書きタイピングor手書き
検定日年3回原則毎週土日(検定日が多い)
必要な日数5級〜4級:1日
3級〜1級:2日(一次試験と二次試験)
1日で全て行う

従来型はこれまで同様、試験会場へ行き、配布された問題冊子を読んで、解答用紙のマークシートを塗りつぶしていく形式の試験です。
一次試験に合格した人のみが、別日の二次試験の面接に進みます。

昔からずっとあるタイプの試験形式ですね!

一方、S-CBTは3級〜準1級に対応しており、専用の会場へ行き、パソコンで受験。
ライティングについては、キーボードを使ったタイピング入力手書きを選択できます。
一次・二次の区別なく1日でスピーキングの試験まで受けることができ、試験日の設定も従来型より多いのが特徴です。


では小学生が受けるなら、従来型とS-CBTのどちらが良いのでしょうか?


5級、4級であれば従来型のみなので、こちらを受験することになります。


3級以上であればどちらか選択ができますが、小学生であれば、この場合でもやはり従来型がおすすめです。
というのも、S-CBTでは小学生にはあまり馴染みのないデスクトップ型のパソコンが使われているからです。


我が家もそうですが、そもそもデスクトップ型のパソコンが家にない場合もあります。

マウス、といわれてもピンとこないお子さんも多いのではないでしょうか。

我が家のようにパソコンに慣れるための練習ができなかったり、そもそもそのために時間を費やすのがもったいないという考えのご家庭もあるかもしれません。
またスピーキングのテストもヘッドフォン&マイクを使って録音する形になるので、普通の「会話」とは違うため、小学生には話しにくく感じる可能性もあります。


とはいえ、ライティングについては、実はS-CBTには大きなメリットがあります。

タイピング型では、語数がカウントされ、コピー&ペースト(コピペ)もOK

語数を数える必要がないのは時短につながります。

タイピングとパソコン操作に慣れていれば、テキストの編集が手書きに比べて格段に簡単になります。

手書きテキストの修正は本当に大変…なので、タイピングができるのであれば、S-CBTはとてもおすすめなのです!

でも小学生で正確なタイピングをできる子はごく少数ですよね。
この機会にパソコン操作とタイピングの練習も、ということであれば良いのですが、総合的に考えると小学生には従来型ということになるのかなと思います。


また中学受験をする場合には、特に従来型がおすすめです。
英検の試験会場の雰囲気は中学受験の会場の雰囲気にそっくりです。
試験会場に慣れる効果もあるので、ぜひ従来型を受験してください。
英検の二次試験も面接の練習になるのでおすすめですよ!

子供の英検はどこで受ける?本会場or準会場

従来型の英検を受ける会場には本会場準会場があります。
どちらを選ぶかは、お子さんの状況や特性、ご家庭の都合で決めるのが良いでしょう。
それぞれ特徴を比較した表をご覧ください。

本会場準会場
対応級全級5級〜2級
申し込み方法英語検定協会に直接申し込み受け入れ団体を通して申し込み
会場受験地のみ選択
(会場は受験票で確認)
会場を選択
(二次試験は本会場)
検定日本会場日程会場によって異なる
検定料5級 4,100円
4級 4,700円
3級 6,900円
準2級 8,500円
準2級プラス 8,700円
2級 9,100円
5級 2,500円
4級 2,900円
3級 5,000円
準2級 6.100円
準2級プラス 6,400円
2級 6,900円

準会場での受験は基本的にはその団体に所属している人を対象にしていますが、多くの団体が個人受験者の受け入れをしています。

英検のサイトに一般受験者受け入れ団体のリストがあるので、その中から希望の受け入れ団体に連絡をして申し込む形になります。

3級以降で二次試験に進む場合には、本会場と同じになります。


本会場は規模が大きな試験会場で、多くの受験者が集まります。
ここでは本格的な試験の雰囲気を体験できるため、特に中学受験を控えているお子さんには良い練習になります。


一方で準会場は、地域の学校や塾の教室で行われるので、本会場よりも自宅近くでアクセスが良いことが多いです。
場合によっては、慣れた環境で受験できるかもしれませんね。
また会場自体も小規模なところが多いので、小さなお子さんの場合には親子共に安心感があるでしょう。


どちらの会場にも特色があるので、お子さんに合った環境を選ぶことが大切です。
また日程も異なるので、学校の行事予定を見てどちらで受験するか決めても良いかも知れません。


あと費用面では準会場の方がかなり安いです。

準会場だと受け入れ団体に問い合わせをする一手間がかかりますが、結構な割引があるので、そういったことも考慮に入れて検討してみてくださいね。

まとめ:子供が実力を発揮できるように申し込みをしよう!

英検にはいろんな受験形式があります。

お子さんの実力が一番発揮できる日程・試験のタイプ・会場で検定が受けられるように、親の方でもしっかりサポートしていきましょう!

以上、子供が英検で実力を発揮するために申込時に気を付けるポイントを3つ紹介しました。

みなさんの参考になれば幸いです。

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