鉛筆?シャープペン?小学生の英検おすすめ筆記用具ガイド

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子供が英検を受験するとき、どんな筆記用具を持たせよう?
いつも小学校で使っているものでいいのか、それとも試験用に何か準備した方がいいのか?

親からすると気になるポイントですよね。

お子さんの英検受験をサポート中の保護者のみなさん、こんにちは!
小学生の我が子を2年間で英検3級→準1級まで一発合格に導いた、子どもの英検受験応援ママのれるねです。


結論からいうと、筆記用具はお子さんが使いやすい使い慣れたものが一番です。
とはいえ、子供ではなかなか気づくことのできない、親的に気にしてあげた方が良いポイントがいくつかあります。


歯ブラシを変えたら歯が隅々まで効率よくキレイに磨けるようになった、という経験はありませんか?
筆記用具も同じで、子供に合った適切な筆記用具を使うことで、勉強が効率的にできるようになったり、試験で実力を発揮しやすくなったりするのです。

この記事では

子供が英検で使う筆記用具を選ぶ際の注意点
子供の英検受験おすすめ筆記用具


について知りたい方に役立つ情報をお届けします。
英検と中学受験の両立を目指していて

英検と中学受験で同じ筆記用具を子供に使わせる予定の方


にも参考になりますので、ぜひ最後までお付き合いくださいね。


筆記用具は勉強と試験の大切なパートナー
お子さんに最適な筆記用具を選んで、英検合格を勝ち取りましょう!

目次

小学生の英検、筆記用具選びのポイント

小学生が英検を受験する際、筆記用具選びはとても大切です。
英検でのステップアップを目指すなら、お子さんに合った文具を最初から選んであげたいですよね。


鉛筆、シャープペン、消しゴム…さまざまな機能を備えた商品がたくさん販売されています。
またデザインによっては子供の気分が上がり、モチベーションアップにもつながります。


まずはじめに、子供の英検に備えて筆記用具を選ぶ際に気をつけたいポイントについて解説していきます。

鉛筆?シャープペン?

鉛筆とシャープペン、どちらをお子さんに持たせるのか、まず初めに迷うのがココだと思います。
一般的には、子供が

小学校低学年であれば鉛筆
中・高学年であれば鉛筆、シャープペンどちらもOK


となります。


シャープペンは便利です。
鉛筆を削る手間がなくなるので、時短になるのが大きな魅力です。
一方で、鉛筆よりもメカニカルで複雑な分、扱いに慣れが必要になります。


小学校ではシャープペンの使用が禁止されているところがほとんど。
低学年というと、小学校に入学して鉛筆での勉強にようやく慣れてきた頃です。
ただでさえ緊張する試験で、不慣れなシャープペンを使うのは大変ですよね。

中・高学年であれば、日々の家庭学習でシャープペンに慣れておいて、本番でシャープペンを使うことも可能です。
シャープペンで時短できた分は、勉強や他のことに回すことができるので勉強を効率化することができます。
鉛筆のように先が丸まることがないので、特に3級以上にあるライティングは鉛筆よりもシャープペンの方が書きやすいでしょう。

英検は級が上がるにつれて勉強量が増えていきます。

3級以上にあるライティングの文章量も、上位級になればばるほど多くなります。

筆記用具を最適化することで勉強のプロセスを改善し、本番でも実力が出せるようにしていきましょう。

英検に使う鉛筆は六角軸のものを選ぼう

かわいいキャラクター鉛筆は丸型のものが多いですが、英検には六角軸のものが断然おすすめです。
これには理由があって、丸型のものは転がりやすく、机から落としやすいからです。

六角軸のものは角があるので転がりにくいです!


試験中に筆記用具を落とすとそれだけで焦りますので、それを回避するためも六角軸の鉛筆が良いのです。
日頃から六角軸の鉛筆に慣れておくと、当日も落ち着いて試験に集中できるでしょう。

小学生に最適なシャープペン、ポイントは芯の太さ

一般的に多く使われているシャープペンの芯の太さは、0.5mmです。
しかし小学生には細すぎて、マークシートを塗っているとバキバキ折れます


小学生は筆圧コントロールが大人と比べてうまくできません。
なので、鉛筆を使うように0.5mm芯を扱うと折れまくってしまうのです。


加えて、0.5mmはマークシートを塗るのには細すぎて時間がかかるので不向きです。


小学生におすすめの英検シャープ芯の太さは

低学年:0.9mm〜1.3mm
中・高学年:0.9mm~1.3mm(マークシート用)、0.7mm〜0.9mm(ライティング用)


です。


さすがに0.9mm以上あると、シャープであっても鉛筆感覚で使うことができます。
かなり雑な使い方をしても滅多に折れません。
しかも太いのでマークシートも塗りやすく、時短になります。


高学年になるとライティングの入ってくる英検3級以上を受ける機会が増えてきます。
3級は0.9mmでも良いのですが、上位の級になればなるほど文章量が多くなるので、0.7mmくらいの方が書きやすくなっていきます。

マークシートは0.9mm以上、ライティングは0.7mm〜0.9mmと使い分けるのがおすすめです。

英検で使う芯の濃さは?

英検では筆記具は「HBの黒鉛筆かシャープペンシル」と公式に指定されています。
つまり芯の濃さはHBと決まっているわけですが、これだと小学生には硬すぎるのが困りものです。


特に低学年の子の場合、学校では2Bを使っていることが多いのではないでしょうか。
実際に比べてみると体感できるのですが、2B→HBって、本当に硬く感じます。
マークシートは塗りにくいし、文字も薄く書きにくいです。


そして芯が硬い分、鉛筆でできる紙の溝が深くなり、紙の組織に黒鉛が残りやすくなるので、消しゴムでもきれいに消しにくい…。


というわけで、うちの子はHBを嫌がり、自己責任でBを使っています
これまで5級〜準1級まで受験してきていますが、毎回きちんと採点されて合格しています。


あくまでも自己責任になりますが、迷っている方の参考までに。

消しゴム選びの注意点

お子さんのペンケースの中を確認してみてください。
どんな消しゴムを使っていますか?


意外とあるのが、見た目重視のおもしろ消しゴム。
食べ物や動物の形をした、子供たちが大好きな消しゴムです。
子供は親が知らない間に日常使いしてたりしますが、消しにくくて実用的ではありません。


英検では消しゴム選びが合否を分ける可能性があります。
マークシートは機械での読み取りになるので、しっかり消せていないと重複解答とみなされ不正解にされてしまうことも。


かわいい消しゴム、おもしろい消しゴムを使いたい子供の気持ちは理解できますが、ちゃんとした文房具メーカーの、きちんと消せる消しゴムを機能重視で選んであげましょう。


昔と違い、今はいろんな文房具メーカーから子供が喜びそうなデザインの消しゴムも販売されています。
そうした消しゴムを一緒に選んであげると、子供の気分も上がるでしょう。

英検には使い慣れた筆記用具を持っていこう

英検の本番に使う筆記用具は、必ず使い慣れたものを持っていきましょう。


筆記用具は道具の一種なので、使いこなすのには慣れが必要です。
使い慣れた筆記用具は手にフィットし、書きやすさと安心感を与えてくれます。

まさに試験の相棒ですね!


慣れたパートナーがそばにいることで、試験中の緊張感が和らぎ、本来の実力も発揮しやすくなります。


英検用に文房具を新調する場合には、早めに購入しておきましょう。
それを使って日々英検の勉強をして、十分に慣れておくことが大切です。
英検のために買ったからといって、本番当日まで使わずにとっておくことのないようにしましょう。

マークシート専用筆記用具って必要?

大手の文具メーカーからマークシート専用の筆記用具が出ています。
特殊な配合でできた芯が使われていたり、1.3mmの極太芯だったり、細かい部分が消しやすかったり、さまざまな技術と工夫でマークシートを塗ったり消したりするのに適した筆記用具になっています。


我が家では使ったことがないので、「必要か?」と聞かれれば、「あると便利かも!」と答えるところです。

もちろん、なくても合格できます。


ここで断言できるのは、特に子供の場合は試験の時には慣れた筆記用具を使った方が良いということです。
当日のイレギュラーをなくすことで、子供は落ち着いて試験に集中することができます。
なので、マークシート専用の筆記具を試験当日に使う場合には、日頃からその筆記具を使って慣らしておくことが一番大切だと思います。

小学生の英検、おすすめ筆記用具

ここからは小学生の英検受験用おすすめの筆記用具を具体的に紹介します。
実際にうちの子が使用して、使いやすかったもののみを紹介しています。


我が家の場合は機能面から商品を絞り、その中で色や絵柄を子供自身に選ばせていました。

自分で選んだ文具だと気分が上がってやる気が出るようです。
地味にですが子供のモチベーションが上がるのでお試しください。

小学生の英検におすすめの鉛筆

鉛筆については、有名文具メーカーのものであればどれも品質には大差なく、安心して使うことができます。
我が家の場合は、子供のモチベーションアップのため、そうした中から色柄の選択肢が多い商品をメインに使っていました。

三菱鉛筆 かきかた鉛筆 ユニパレット

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安心&信頼の大手文具メーカー、三菱鉛筆です。
六角軸で柄のないとてもシンプルなデザインですが、鮮やかなビビッドな色からパステルカラー、ニュアンスカラーまで色のバリエーションが豊富です。
子供のお気に入りの色を一緒に見つけましょう。

トンボ鉛筆 かきかた鉛筆 ハローネイチャー 


MONOブランドで有名な老舗鉛筆メーカー、トンボ鉛筆の六角軸かきかた鉛筆です。
森林認証材を鉛筆軸木に使用しているのでエコフレンドリー。
ナチュラルなカラーで、動物の絵柄がプリントされています。
子供に好きな動物を選んでもらいましょう。

小学生の英検におすすめのシャープペン

小学生で鉛筆からシャープペンへ移行する際には、筆圧のコントロールが重要になります。
まずは鉛筆に似た使い方に耐えられる頑丈なシャープペン&太い芯から始めるのがおすすめです。

コクヨ 鉛筆シャープ


低学年のお子さんの、幼児・子供用三角えんぴつからの移行におすすめの三角軸シャープです。
鉛筆のような書き心地で、芯のサイズは0.9mmと1.3mmが選べます。

ボディも芯もしっかりと太いので、初めてのシャープペンにピッタリ。
形は六角軸ではなく三角軸ですが、角があり転がりにくいので英検本番も安心です。
安価なので、万が一子供に壊されても諦めがつくのもポイントです。

コクヨ キャンパス ジュニアペンシル

中・高学年のお子さんのファースト・シャープペンにはこちらの商品がおすすめです。
コクヨが小学生のために開発しただけあり、六角軸で見た目も鉛筆にそっくり。
鉛筆からシャープペンへの移行に最適です。
芯の太さは0.9mmと1.3mmから選べるので、筆圧が高くても折れにくいですよ。
こちらも安価なので、子供が失くしても諦めがつきます。

三菱鉛筆 シャーペン クルトガアドバンス 0.7

高学年のライティングにおすすめなシャープペン。
芯が尖るクルトガ・エンジン搭載で、読みやすいキレイな文字を書き続けることができます。
芯の太さは0.7mmですが、芯折れを防ぐ特殊な機構が採用されているため、芯が折れにくく安心。
英検も上位級になってくるとライティングでかなりの量の英文を書く必要があります。
0.9mmで小さめの文字を書くと字がつぶれてしまうことがあるので、受験級によっては0.7mmがおすすめです。

小学生の英検におすすめの消しゴム

最近は小学生向けに文具メーカーから高機能の消しゴムがたくさん販売されています。
折れにくい、カスが出にくい、カスがまとまりやすい、軽い力で消せるetc…。
デザインやカラーのバリエーションも豊富です。
ぜひお子さんが使いやすい消しゴムを見つけてあげてください。


ちなみに、うちの子のお気に入りはサクラクレパスのフォームイレーザーダブルです。

サクラクレパス 消しゴム フォームイレーザーダブル60

いろんな消しゴムを試してきましたが、我が家はこちらに落ち着きました。
SサイズとMサイズがありますが、子供の手にも馴染む小さいSサイズがおすすめ。

軽い力で素早くキレイに消すことができるので、あらゆる試験に適しています。

英検と中学受験で筆記用具を併用する場合の注意

英検と中学受験を両立する場合、同じ筆記用具を使おうと考えている方もいるかもしれません。
その際には、中学校の募集要項などを早めにチェックして、筆記用具に指定がないか確認しましょう。


ずっと慣れ親しんだ筆記用具を受験当日に使えないことで、お子さんが動揺してしまうかもしれません。
そうしたことがないよう、筆記用具を最初に選ぶときに配慮しておきたいところです。


中学入試は人生一度の大きなイベントなので、受験校の情報は早めに調べて万全の準備をして臨んでください。

振り出し式シャープペン不可やシャープペン禁止の学校がある

振ると芯が出てくる振り出し式シャープペンは受験で使えない学校がたまにあります。
音や振る動作が気になる子もいそうですね。


シャープペンの使用自体を禁止している学校も少数あります。
その場合には、鉛筆受験に慣れておくために、英検も鉛筆で受験すると良いでしょう。

中学受験では鉛筆やシャープペンの柄に注意

鉛筆やシャープペンにはメーカーロゴや商品名などが入っています。
それくらいであれば問題ないのですが、

  • 合格祈願
  • 和歌や格言
  • ことわざ


などの文字が入った筆記用具を禁止している学校もあります。
筆記用具を選ぶ際には、できるだけシンプルなデザインのものを選びましょう。

まとめ:筆記用具を最適化して効率的に英検合格を勝ち取ろう

試験はほんの少しのことが合否を左右します。
マークシートを早く塗ることができたら、その分の時間をライティングに回すことができます。
消し残しがあったら、それだけで不正解になってしまうこともあります。


毎日の鉛筆削りは手間も時間もかかります。
シャープペンを使えば時短になり、そのぶん勉強ができます。


小学生が英検を受験する際には、筆記用具を見直してみる価値が大いにあります。
正しい道具の選択が、合格への近道になるかもしれません。
英検に向けてぜひとも筆記用具の最適化を考えてみてくださいね。

以上、小学生の英検おすすめ筆記用具の紹介でした。

こちらの記事では筆記用具を試験本番に向けてカスタマイズする際に押さえておきたいポイントについて解説しています。

ぜひ合わせてご覧ください。


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